三日坊主のマイブームだ

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読了『未来形の読書術』理想の自己発見のために


私たちは、なぜ本をよむのだろう。

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どうも、三日坊主飽男 (@myboomda)です。

10月は「読書の秋」とうことで、本を読むことを心がける人もいることでしょう。自分でも年間100冊を目標に本を読んではいますが、果たして読書から得たことがきちんと身についているのか?かなり不安な点があります。

そこで今月は「読書術」についての本を読み、せっかく本を読むのだから、自分にとって何か1つでもいいから本から得たことを身に着けられるような「読書術」や「読書法」の本を読んでみます。

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未来形の読書術
  1. 『未来形の読書術』
  2. 書籍データと著者略歴
  3. 目次
  4. 要約概要
  5. 読後のメリット、印象や今後の自分への影響

『未来形の読書術」

私たちは、なぜ本を読むのだろう。

「読めばわかる」というレベルを超えて、

世界の果てまで「自分」を追いかけていく、

めまいがしそうな試みこそ、読書の楽しみだ。

引用:「未来形の読書術 」より

この本を選んだ理由

「読書術」「読書法」をテーマに今月は本を読むことに決めていたので、無作為にタイトルより検索した新書の中から選んだ1冊。

書籍データと著者略歴

書籍データ

  • 著者  石原千秋
  • 出版社 筑摩書房
  • 発売日 2007年07月01日
  • 新書       159ページ

著者略歴

1955年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。現在、早稲田大学・総合科学学術院教授。専攻は日本近代文学。文学テクストを現代思想の枠組みを使って分析、時代状況ともリンクさせた斬新な読みを展開する。

また、「国語」教育、とくに入試国語の読解を通した問題提起を積極的に行い、現場の内外を問わず支持を集めている。

 

目次

  • まえがきーいま、どこにいるのか
  • 第一章 本を読む前にわかること
  • 第二章 小説とはどういうものか
  • 第三章 読者はどういう仕事をするのか
  • 第四章 「正しさ」は変わることがある
  • あとがきー装う本

要約概要

 

読後のメリット、印象や今後の自分への影響

本を読む前に「未来形の読書術」ってタイトルの意味がわからなかった。でも、何か期待めいたものがあったので、タイトルの意味を考えながら読んだ。

著者は本書の中で、

本は自分を映す鏡だと考えれば、それはこうありたいと願っている未来形の自分ということになる。

(中略)

本の中に未来形の自分を探したいと願う人がい限り、本はいつも未来からやってくる。そのとき、本には未知の内容が書かれてあって、そこにはそうありたい自分が映し出されている。

これは、理想の自己発見のための読書、「未来形の読書」と呼べそうだ。

 引用:本書「未来形の読書術 」p21-p22より

学生時代に、特に小学校や中学校での「課題図書」を読んで感想文を書くことがあった。当時の私は「本を読まなかった」ので、「読むこと」とそれについて「書くこと」が苦手だった。

今、この「未来形の読書術」を読んでみて改めて思た。「読む本を決めて読書を強制されると、イライラする。」それは読む本を決めて読書を強制することは、こういう自分になりなさいと未来形の私を学校が決めているように感じていたのかもしれない。

 

小説は穴ぼこだらけ

この本の中で印象的だったのは以下のような文章です。

何かが起きた時、「なぜ?」と問う。つまり、「原因は何か?」かと問うたとする。

この時に「答えは1つに決められるのだろうか?」とある。

 

例えば「地震で家が倒壊した」場合、この原因は「1つには決められない」とある。

家が倒壊した原因は「地震のため」、「家の作りが弱かったから」「地球に重力があったから」など様々な答え方がある。この場合「原因」として何を挙げるかは、客観的に決まっている訳ではない。

 

これを文学に置き換えてみると、作者の「なぜ?」に対して、何を「原因」に挙げるかは読者の「好みの」問題ということにもなる。

小説では、限らてた表現の中で、文章や行間に表れていない個所もある。これがいわゆる「隙間」となるので、この隙間を読者の「好み」によって埋める娯楽が読書、文学を読むということなのかもしれない。

 

SmartNewsに掲載された記事

 

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