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温泉入浴マナー!意外と知らないNG行為!温泉で恥をかかないための10か条

温泉の入浴マナーをご存知でしょうか?

 

アラ還世代の自分にとっては、「当たり前」のことでも、若い人たちには「何がいけないの?」ってことも温泉入浴のマナー中にはあるとおもいます。

 

若い世代の方でも、入浴前にかけ湯をしたり、タオルは湯船に浸けないなど、ご存じの方もいるとは思います。

 

しかし、世代を問わず、意外と知らず無意識でやっていることでも、周囲の方に迷惑をかけたり、不快な思いをさせてしまうNGな行為もあります。

 

温泉は不特定多数の方が利用します。みんなが快適に過ごせるよう温泉入浴時に役立つ豆知識として、特にアラ還世代の方には、若い世代へのお手本となるように「温泉入浴マナー!アラ還世代も意外と知らないNG行為!温泉で恥をかかないための10か条」をご紹介します。

 

 

入浴前にかけ湯をする

 

お風呂場に入ったらまず、「かけ湯」をしましょう!

 

かけ湯をすることには、理由が2つあります。

 

  1. 「体の汗や汚れを流す」こと
  2. 「お湯(温度)に体をならす」こと

 

脱衣場からそのまま浴槽に入ると、体についている「汗、汚れ、ほこり」などが原因でお湯を汚れてしまうことになります。

 

何か温泉に由来するもの以外の「浮遊物」などが湯船にあったら不快ですよね。温泉に浸かる人がみな気持ちよく過ごせるように気をつけたいものです。

 

また、いきなり熱いお湯に入ると体がびっくり!?なんてことにもなりかねません。

 

特に冬場など、温かい部屋から、寒い脱衣所・寒い浴室へ。そして、熱い湯船。「温かい」と「寒い」の急激な温度差は、血圧が大きく上下に変動することによって「ヒートショック」の原因にもなりかねません。

 

自分の健康管理のためにも、かけ湯をして体がびっくりしないようにしてあげましょう。

 

洗い場に私物を置いて場所取りをする

 

空いている場合は許されるかも知れませんが、混雑時には「洗い場」「シャワーブース」などに私物を置いて場所取りをするのはやめましょう!

 

誰かが洗い場に私物を置いたまま、湯船に浸かっていると、その洗い場を使いたい別の誰かは使えず、裸のまま「洗い場難民!?」になってしまうことも考えられます。

 

あなたが「洗い場難民」になったらどう思いますか?

 

あたり前のことですが、お風呂では「身体を洗うこと」と「身体を温めること」の2つの行動をします。

 

しかし、この「洗う」と「浸かる」を同時進行することはできません。あなたが温泉(湯船)に浸かっている時は、誰かが洗い場(シャワーブースなど)を使い、あなたが洗い場を使う時には、誰かがお湯に浸かる。

 

混雑時には、お互い譲り合って気持ちよく入浴したいものですね。

 

髪の毛の長い人はまとめる

 

長い髪は束ねる・湯船に浸けない
長い髪は束ねる・湯船に浸けない

 

髪の長い人は、女性に限らず男性も「髪をゴムなどで束ねましょう」

 

長い髪のまま、湯船に浸かると髪の毛がお湯に浸かったり、抜け毛が落ちてしまうこともあります。

 

髪の毛やフケ・ほこりなどが湯船に入ると不衛生です。

 

あなたが美しい長い髪の持ち主だった場合、何か得体のしれないものが浮いているような不衛生なお湯に、あなたの自慢の髪をそのお湯に浸けても平気でいられますか?

 

ちょっとした気遣いでみんなが気持ちよく温泉に入れるためにも、長い髪はまとめましょう!

 

髪や体を勢いよく洗う

 

洗い場で髪や身体を勢いよく洗ったり、豪快にシャワーをかけたりするのはやめましょう!

 

後ろの人や周囲の人に泡やお湯が飛び散って周りの方の迷惑になっていることもあります。

 

もし、あなたが髪の毛や身体を洗っている時に、隣や後ろの人が豪快に水しぶきや泡を飛ばしていたら、不快ですよね。

 

本人は悪気もなく、つい自宅と同じように無意識にしている行為かもしれませね。

 

しかし、自宅での入浴とは違います。どこに何が飛び散ろうと、自宅では勝手かもしれませんが、公共の場ある温泉では、周囲の状況を考え、気をつけたいものです。

 

桶や椅子は軽く洗う

 

桶や椅子は、みんなが使うものです。使用後は軽く洗い元の場所に戻しましょう。

 

次に使う方が気持ちよく使えるようにしておくこともマナーの1つです。

 

もし、あなたが使おうと思った洗い場に、泡の付いた椅子や、桶に水(お湯)など入ったままの状態で放置されていたらどう思いますか?

 

桶や椅子が一か所にまとめてある場合や、洗い場のところに椅子と桶がセットされている場合がありますが、どちらの場合も次に使う方が気持ちよく使えるようにしておきたいものです。

 

湯船にタオルを入れない

 

多くの方が知っていることかもしれませんが、温泉の「湯船にタオルを入れて(浸けて)はいけません」

 

これにはちゃんと理由があります。

 

なぜなら、体を洗ったタオルには「雑菌」が付いていることも多く、不衛生だからです。

 

体を洗った際の石鹸をよく洗わずに、タオルに石鹸がついたままなんて人を見かけたら、あなたはどう思いますか?

 

浴場内を歩く際に、タオルで体を隠す人は多いですね。その隠していたタオルをそのまま湯船にいれるのはいかがなものでしょうか?

 

衛生面はもちろん、お湯を汚さないためにも、タオルを湯船に入れるのはやめましょう!!

 

湯船に浸かるのは「湯尻」より

 

お湯が出てくるところが「湯口」
お湯が出てくるところが「湯口」反対側が「湯尻」

 

あなたは湯船に浸かるとき「どこから入りますか?」特に何も考えず、好きなところから入っているのではないでしょうか?

 

実は温泉では湯船に浸かる時には「湯尻」からというマナーがあります。

 

湯船には「湯口」と「湯尻」があります

 

湯口」とは、湯船に向かってお湯が出てくる所をいいます。

 

湯尻」とは、湯口から一番離れれいる、お湯があふれてでいる所になります。

 

湯口から流れ出るお湯は「新鮮」なので、誰もが行きたい人気場所!ある意味では「温泉における上座」のようなもの。この「湯口」が溜まりやすい場所になるのは心情的に理解できます。

 

しかし、湯船に浸かる際は、新鮮なお湯が出る「湯口」ではなく、お湯の鮮度は落ちている!?かもしれませんが、湯口から一番離れ、お湯がぬるくなっている「湯尻」から入りましょう。

 

なぜなら、いきなり湯口へ直行するのではなく、湯尻から入り順番に近づいていきましょう。これは先客への配慮という点で粋な計らいではないでしょうか?

 

また、ぬるめのお湯からだんだんと熱い源泉である「湯口」に向かうことで、身体をお湯に慣らさせることにもなります。

 

このように「湯船には湯尻から入る!」ということは、温泉の粋な作法の1つではないでしょうか?これができるとあなたも「粋な温泉作法」を知っている「温泉通」の仲間入りですね。

 

湯船で顔を洗わない

 

テレビ番組では、温泉入浴シーンで「湯船のお湯を手ですくい、顔を洗う」行為が映されることが見受けられます。

 

温泉に入った時の「習慣」「儀式」のようなつもりでしょうか。湯船で顔を洗うとなんとなく「温泉を満喫」しているような雰囲気が伝わるのかもしれませんね。

 

でも、湯船で顔や身体を洗う行為はNGです。

 

なぜなら、湯船は「温まる場所」であって「洗う場所」ではないからです。

 

温泉は「公共の場」です。極論ですが、誰がどんな状態で入っているかわかりません。汗やほこりまみれの人がいきなり湯船にザブーンって飛び込んでいたかも知れません。

 

そのような湯船のお湯は「きれい」と思えますか?衛生面から考えてみると、そもそも顔を洗おうと思いますか?

 

湯船で顔や身体を洗い、垢やほこりなどの汚れを落とさないよう気をつけ、他人が不快になるような行為は避けましょう!

 

スマホを持ち込まない

 

スマホを温泉に持ち込むのはやめましょう!特に自宅でバスタイムにお風呂場へスマホを持ち込む方は気をつけましょう!

 

たとえ、あなたがゲームや読書目的でスマホを温泉に持ち込んだとしても周囲の人は「盗撮」と疑われてしまいかねません。

 

もちろん、歯磨きセットや洗濯ものなどは温泉に持ち込むのはNGです。

 

温泉は自宅でのプライベートな空間での入浴とは違い、「公共の場」ということを忘れず、温泉への持ち込み品には気をつけましょう。

 

脱いだ服をきちんとたたまない

 

人に迷惑をかける行為ではありませんが、「残念な人」と思われてしまいがちなのが「脱いだ服をきちんとたたまない」ことです。

 

脱衣場のかごに「服が脱ぎ散らかしたような状態」「ぐちゃぐちゃになった服」なんて光景を見たことがありませんか?

 

あなたが「脱ぎ捨てられた服や下着は乱雑に入っている」かごをみたらどう思うでしょうか?

 

他人事ととらえ、なんとも思わない方、気にしない方もいるとは思います。他人の目を気にしすぎて神経質になる必要はないのかもしれません。

 

でも、不快に思う人がいたら。。。

 

やはり「きちんとたたまれ、その上にタオルなど覆われている状態」のかごをみたらどう感じますか?さりげない所作ですが、育ちの良さや品格を感じませんか?

 

温泉10か条まとめ

 

マナーを守って気持ちよく快適に温泉を利用しましょう!
マナーを守って気持ちよく快適に温泉を利用しましょう!

 

今回ご紹介させていただいた『温泉入浴マナー!意外と知らないNG行為!温泉で恥をかかないための10か条』の基本的考え方は、「温泉は不特定多数が利用する公共の場」であるという点です。

 

この「温泉は不特定多数が利用する公共の場」ということを認識して、ルールやマナーなどを身に着け、お互いが気持ちく温泉を利用できるようにしましょう。