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読書_『新書3冊でできる「自分の考え」のつくり方』奥野宣之

同じテーマの本を3冊読んで情報収集し、自分の考えを作る術 

この本は「情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 」の著者である、奥野宣之さんの本。

ブログをはじめて、一ヶ月が過ぎた頃、「書くこと」と「情報発信」的なものに関心を持ち始め、図書館へ行った時に見つけて読むことにしました。

 

この本では、「同じテーマ・分野の本を3冊読んで、その内容を理解し、自分の考える」ことができるなるようになりためのことが書かれている本です。

 

自分の知らない様々な分野・テーマなどについて、何か自分の意見や考えを持つときに役に立つ1冊です。

 

タイトル
  1. 文庫本・新書の違いとは
  2. 書籍データと著者略歴
  3. 広く浅く知る!多岐にわたるテーマ!だから新書がお薦め!
  4. 目次
  5. 新書3冊の選び方
  6. 印象に残った箇所
  7. 短時間で良質の情報を習得し、自分の考えとしてまとめる

              文庫本・新書の違いとは

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まず、新書ってどのサイズ、どんな本だかわかりますか?以前、ブログ記事の書き方について情報収集した際に、「中学生が読んでも理解できる、わかりやすい文章を書く」ということが書かれていました。

文庫とは

文庫の主なサイズ 105x148cm

文庫本(ぶんこぼん)は多数読者の見込まれる書籍を収めた小型の叢書(そうしょ)。多くはA6判で、並製のため廉価。型版は異なるものの、英米におけるペーパーバックと同等の普及版書籍。

引用:「文庫本 - Wikipedia」より

新書とは

新書の主なサイズ 173x105mm

新書とは、新書版(173x105mm、およびそれに近い版型)の叢書。本である。

Cコードの発行形態区分は2。叢書名としては「新書」以外に「ブックス」「ノベルズ(ノベルス)」などがよく使われている。

引用:「新書 - Wikipedia」より

 

書籍データと著者略歴

書籍データ

  • 著者  奥野宜之
  • 出版社 青春出版社
  • 発売日 2012年10月10日
  • 新書  204ページ

 

奥野 宜之 著者略歴

奥野 宜之(おくの のぶゆき)

 

同志社大学でジャーナリズムを専攻後、新聞記者を経てフリーに。

2008年独自の情報整理術をまとめた「情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」」でデビュー。「100円ノート整理術」はシリーズ累計50万部を超え、ノート術ブームの火付け役となる。

大学生のときに新書の魅力に取りつかれて以来、単行本の3倍は新書買うという「新書オタク」の道を歩みはじめ、新書を仕事や日常生活に生かすため「新書ザッピング術」を考案する。

主な著書

情報は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

 

              広く浅く知る!多岐にわたるテーマ!だから新書がお薦め!

著者は「知りたいことは「全部新書に書いてある」と述べている。

 

新書には多くの分野について、その分野の第一人者の知識や考え方がつまっている。また、同じ分野でも著者により正反対な意見や考え方を持つ内容・情報を知ることもできる。

 

知識や情報のインプットとしては、新書は良書を選べば質のいい情報を安価に入手できるツールとも呼べる。

              目次

  • はじめに
  • 序章 できるビジネスパーソンは、新書をこう使う
  • 第1章 ロングセラーがある、多岐にわたるテーマ。。。、だから新書をよみなさい
  • 第2章 奥野式「新書ザッピング術」のすすめ
  • 第3章 新書3冊で「自分の考え」をつくる
  • 第4章 探す・選ぶ・買う・使う・・・、新書を活かす13のワザ
  • 付録  実践!「自分の考え」はこう練り上げる!

 

              新書3冊の選び方

  • 1冊目は「ロングセラー」か「ベストセラー」
  • 2冊目は「最近の本」
  • 3冊目は「一番やさしい本」

三冊のうち1冊は「ロングセラー」を選ぶといい。長い間読まれているので、良書といえます。

 

「最近の本」は、新しい情報やデータを基に、昔との比較ができる。時代の移り変わりなどもわかります。

 

「一番やさしい本」はその分野の基礎や初歩的な内容が理解できます。

 

これらの3冊を読んでみると、その分野の概要が理解でき、自分の考えを持つヒントになります。

 

              印象に残った箇所

『新書3冊でできる「自分の考え」のつくり方』P191より

マグロ船の漁師は海が相手だ。だから、頑張ってもマグロが捕れないことはいくらでもある。しかし、それでも彼らはまったく腐らない。

成果が返ってこないと嫌にならないか、と著者が聞くと漁師はこう答える。

 

漁師・・・

「おいどーらは、事前に縄に傷がないか調べたど。針も磨いたど。エサを針に付けたど。縄を海に入れてから3時間待ったど」

著者・・・

「それは私も見ていました」

漁師・・・

「つまりの、おいどーらは、おいどーらにできることをすべてやったんど、それから後のマグロが釣れるかどうかなんて、海が決めることど。

斎藤ら陸の人たちは、人間ではどうにもならんことまで、なんおかしようとしちょる。それが疲れる原因よ」

 

これは「働き方」とはなんだろうと疑問を持った時に「働き方」についての考え方をもつために3冊選ぶ時の1冊「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ (マイコミ新書)」の一節です。

 

 このように、一見関係がないような本でも、働き方の一面をしることができます。

 

短時間で良質の情報を習得し、自分の考えとしてまとめる

この本は、自分の知らない分野やテーマについて、とりあえずどんな分野なのか?短時間で概要を理解するために、新書を3冊読むことを薦めています。

 

新書は文字数としては、それほど多くないので、読書に慣れている人なら数時間で読めてしまう。しかしその内容は多様な分野のことを、その分野の第一人者の考え方や知識として学ぶことができます。これが新書を3冊読んで自分の考え方を作る術です。

 

ブログを書くにあたり、何か人のためになる情報を提供できればいいと思います。そしてその書く内容については、雑記ブログなので、様々な分野の記事があってもいいかな。。。と思っています。

 

この本を読んで、実際に何かテーマを決めて、そのテーマの新書を3冊読んで、自分の考えとして記事をかけるようになるのが理想的です。

 

そして欲をいえば、そのよう記事が良質であり、量産できたらいいですね。

 

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追記:17.08.15 スマートニュースに掲載されました

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読書好きなら。。。

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