今野敏はシリーズものの主人公がどれも魅力的な作家
どうも、三日坊主飽男です。
飽きっぽい私ですが読書については、かなり夢中になれること1つです。
三日坊主の私でも、この今野 敏(こんの びん)さんの作品は読みやすく、警察を舞台にした本は特に読みやすく面白いので、オススメです。
今野さんの本は、TVドラマの原作にもなっています。
佐々木蔵之介さん主演「ハンチョウ 神南署安積班」は「安積班」
杉本哲太さん主演の「隠蔽捜査(原作と番組名は同じ)」
また、「安積班」や「隠蔽捜査」の他にも「触発」や「アキハバラ」などに登場する「碓氷弘一」など今野敏さんの作品にはシリーズが多く書かれています。
隠蔽捜査_竜崎伸也
今野敏さんの本で最初に読んだものです。きっかけは人からの紹介だったような気がする。「隠蔽捜査」シリーズは、以下のタイトルがあります(17.04.26現在)
- 隠蔽捜査
- 果断_隠蔽捜査2
- 疑心_隠蔽捜査3
- 初陣_隠蔽捜査3.5
- 転迷_隠蔽捜査4
- 宰領_隠蔽捜査5
- 自覚_隠蔽捜査5.5
- 去就_隠蔽捜査6(管理人未読です)
警察小説には、いろいろな作品・作風がありますが、この今野敏氏の「隠蔽捜査」の主人公である「竜崎伸也」は警察庁のキャリア官僚であったが、ある出来事をきっかけに、所轄の署長になってします。
そして何事にも「原理原則」に従って行動をする、ある意味素直、ある意味偏屈な人物。
竜崎伸也がこの「原理原則」に従って行動することが、時によっては「本音と建前」の上辺や形式にとらわれている一般人(世間)の常識とはズレて、「自分にはできないけど、スッキリ気分爽快!」なんて気にさせてくれる部分が、主人公の魅力の一つかもしれない。
触発_碓氷弘一
警視庁捜査一課の碓氷弘一(うすい こういち)刑事は、刑事以外の職業の人とコンビを組み事件を解決。「碓氷弘一」シリーズの中で、エチュードが原作の2時間ドラマもあった。
主演は碓氷弘一役のユースケ・サンタマリアさん。相棒の科学警察研究(科警研)の藤森沙英の役を相武紗季さんが演じました。
- 触発
- アキハバラ
- パラレル
- エチュード
- ペトロ
- マインド
確証_萩尾秀一と武田秋穂
空き巣やひったくりや盗難などの事件を扱う、警視庁捜査三課のベテラン刑事「萩尾秀一」と捜査三課に配属された親子ほど年の差がある若手女性刑事の「武田秋穂」のコンビが事件を解決する展開の本。
38口径の告発_犬養和正
主人公、犬養和正は刑事ではなく、新宿歌舞伎町の医師である。銃で撃たれた中国マフィアを助けたことで、警察、ヤクザ、中国マフィアが入り乱れたりの展開。
父子家庭の犬養親子。息子が結構しっかりしていているので、その分、父親の主人公の人柄がよく表されている。
同期_宇田川亮太
警視庁捜査一課の宇田川刑事は、本作品「同期」の最初の方ではどことなく頼りない感じの刑事に見えた。同期の公安所属の蘇我が懲戒免職となり、消息不明となる。
そして、宇田川刑事は、同期の消息不明の原因・真相を調べていくうちに、だんだんと頼もしくなっていく。 その成長の様子も本作品の魅力の一つである。
今野敏氏の作品はシリーズものが楽しく読め、次回作が待ち遠しいと思える作品が多くあります。
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