横山秀夫氏の作品はじっくり読んで読後に唸る!作品が良い!
どうも、三日坊主飽男です。
このブログ「三日坊主のマイブームだ」では読書・本のとこもとりあげています。
何をやってもすぐに飽きてしまう私ですが、「読書」については三日坊主にはならず、本を読むことが好きになっています。
そして、好きな作家の一人でもある横山秀夫さんの作品について今回は書いてみたいと思います。
まず、横山秀夫さんをご存じの方に質問です。
『あなたは、横山秀夫さんの代表作と思う1冊は?あるいは好きな作品1冊は?』
と聞かれて、咄嗟に1冊を選べますか?
では、横山秀夫さんをご存じない方へ質問です。
『「臨場」、「クライマーズ・ハイ」、「64(ロクヨン)」、「半落ち」って知りませんか?』
名前をきいたことがありませんか? 原作がドラマや映画になっているので、名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?
臨場
臨場は内野聖陽さんが主演でテレビドラマにもなり、映画化もされている作品です。
もともと、このドラマは新番組としての予告を観たのがきっかけです。当時小学生だった娘と一緒に夕方再放送の「相棒」を観ていて番組のことを知りました。
テレビ番組を観ていて面白く、実弟に話したら、知り合いが原作を読んでおり、そちらの方が、テレビよりも面白いと聞き、本書「臨場」を読みました。
この本は警察小説ではありますが、刑事ではなく、検視官の倉石が主人公です。
倉石の口癖は「検視で拾えるものは根こそぎ拾ってやれ」です。
これは、「亡くなった方(ホトケ)にとって、たった一度の人生だったってこと」を尊重しての言葉ではないかと私はとっています。
この倉石の根こそぎが精神が、どんなに小さなことでも見逃さず、他の人がどうでもいいようなことにでもこだわり、それが事件解決に結び付く話の展開の本です。
第三の時効
この第三の時効は、私の中でもお気に入りの短編小説です。特に表題にもなっている「第三の時効」は、読者としてまんまと騙された作品。
もちろん、この騙されたには、思いもよらずの展開で驚いてしまった意味での騙されたです。
この他にも、短編なのにこんなに楽しめるの!?と思える話が5編もある、短編小説です。
陰の季節
警察というと、刑事さんや交番勤務のいわゆるお巡りさんのイメージが強いですが、この「陰の季節」では警務課の警視二渡がメインとなります。
架空の警察D県警を舞台に、人事にまつわることなど、警察内部の様子がわかる短編集です。
顔
この本は、警察というどちらかと言えば、男性社会、男性中心の組織の中で、懸命に働く、似顔絵婦警が活躍する物語。だから、警察小説を読まなかった、あまり興味の持てなかった女性の方々へ読んでも頂きたい1冊です。
特に男性中心の組織に属している女性の皆さんに読んで頂ければ、主人公の平野瑞穂への感情移入がされやすいのでは。。。
看守眼
表題作の「監守眼」につられて、警察の話と思うと間違いです。
この本は、警察だけではなく、新聞社などで働く、様々な職業の人たちを描いた短編集です。
短編小説でありながら、各話の主人公たちには、様々な苦悩がありましす。読んでいるものにも理解しやすい設定で物語に引き込まれていにます。
作りかけの記事をスマホで入力しましたが、やはりなかなか思うようにできず、苦戦しています。
読書好きの方には便利です!
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