羨ましくもある!鉄ちゃんたちは鉄道をこう愉しんでいる
どうも、三日坊主飽男 (@myboomda)です。
世の中には、「何か夢中になれるもの・なっているもの」がある人は大勢いるでしょう。夢中になれることやものがあることはいいことだと思います。
反面、「なぜ?これに夢中になれるのか?」その良さがわからず、理解しにくいものもあります。
その1つが「鉄道好き」いわゆる「鉄ちゃん・鉄子さん」の類でした。しかし、この「テツはこう乗る 鉄ちゃん気分の鉄道旅 」を読んだあとは、「ある意味羨ましい」「楽しそう」と思えるようになりました。
この本は、「鉄道に関心のない人」に比べ、鉄ちゃんたちは、なんか得をしているくらいに鉄道を愉しいる様子が、面白おかしく紹介されています。
- 鉄ちゃんに学ぶテツ道入門
- 書籍データと著者略歴
- 目次
- 要約概要
- 読後のメリット、印象や今後の自分への影響
鉄ちゃんに学ぶテツ道入門
正直、この本をもっと早くに読んでいれば、私も「テツちゃん」になっていたかもしれません。まぁ今からでも遅くはないかもしれませんが。。
「テツちゃん」(鉄道ファン、鉄道マニア)ってなんとなく、独特の世界観があり、敷居の高いイメージがあります。
しかし、この本には、「鉄道に少しでも関心があれば、テツの資格がある」と書かれています。
本書ではテツちゃんたちが「感動する」「喜ぶ」「行動する」ポイントが紹介されています。もし、あなたが「共感」できる部分が少しでもあれば、「テツ」の要素があるかもしれませんね。
テツちゃんたちは4種類いる
- 「乗りテツ」は列車に乗ることに無上の喜びとするテツ
- 「撮りテツ」は列車の走行シーンを撮影することに生きがいを感じるテツ
- 「収集テツ」は切符やカードをはじめ鉄道部品や廃品などを大事に保存するテツ
- 「模型テツ」は「収集派」と「運転派」に分かれる
個人的には、列車の走行シーンは観ていて「格好いいなぁ」と思うことがある。だから自分がなるとしたら「撮りテツ」かな?
でも、「乗りテツ」の中にある「記録派」の部類も魅力があります。「記録派」のテツちゃんたちの代表的な事業である「全線完乗」などは、ブログのネタにもなりそうです。しかし、JRの全部の路線を乗るなんて、時間とお金に余裕がないとできない事業かな?
書籍データと著者略歴
書籍データ
- 著者 野田 隆
- 出版社 光文社
- 発売日 2006年04月14日
- 新書 253ページ
著者略歴
1952年名古屋生まれ。早稲田大学大学院修了。都立高校教師の傍ら、ドイツを中心としたヨーロッパ鉄道旅行を続ける旅行作家。生まれつきのテツで、テツ歴は半世紀に及ぶ。「模型テツ」、SLの「撮りテツ」を経て、最近は「乗りテツ」を楽しむ。
目次
- はじめに
- テツはこう乗っている 日常編
- テツはこう乗っている 旅行編
- テツはここに感動している
- テツはこう得をしている
- テツはこれを撮っている
- テツはこれを集めている
- テツはこれを食べている
- テツはこう乗っている 海外編
- おわりに
引用:本書「テツはこう乗る 鉄ちゃん気分の鉄道旅 」より
要約概要
本書は、「テツ道入門書」と言っていいほど、鉄道好き「テツちゃん」たちのことをわかりやすく紹介している。彼らが「何をどう愉しんでいるのか?」この本は「テツちゃん」たちの行動を時に滑稽に思わせてくれるような、読みやすい表現で書かれています。読後はきっと「テツちゃん」を見る目が今までとは違ってくる!?
読後のメリット、印象や今後の自分への影響
「なぜ、彼らがあんなに夢中になっているのか?」
テツちゃんが市民権を得るのに一役買ってくれる1冊です。相手のことを知らないと、「不安」や「先入観」などから自分勝手なイメージを持ってしまいがちです。
しかし、この本を読めば、鉄ちゃんの気持ち・行動が理解でき、「テツ」ちゃんたちへの偏見なども解消できることでしょう。
世代問わず、生涯楽しめる趣味
「鉄道」は単なる「移動手段」として利用するだけではもったいない!と思えるようになりました。鉄道マニアである、「鉄ちゃん」たちが「車窓を楽しみ」「走行音を楽しみ」など、鉄道に関心がない人には正直「どうでもいいようなこと」を楽しみ、感動さえしていることを本書を読んで知り、テツではない人が鉄道で「損」をしているような気までしてきました。
自分なりの「鉄道」の楽しみ方を知り、それを実践できれば、老若男女問わず、生涯楽しめる「趣味」としては「鉄道」は良いテーマかもしれません。
この本を読んでから「鉄道」がマイブームの1つに加わるかもしれないと思う今日このごろです。
- 01回目「読書_2017年03月に読んだ本」
- 02回目「読書_2017年04月に読んだ本」
- 03回目「明日に疲れを持ち越さないプロフェッショナル仕事術」
- 04回目「読書カテゴリーについての問いかけに対してお礼」
- 05回目「読書_2017年05月に読んだ本」
- 06回目「ブログ初心者が【100倍クリックされる超Webライティング実践テク60】を読んで良かったこと4つ」
- 07回目「読書_『新書3冊でできる「自分の考え」のつくり方』を読んで」
- 08回目「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ!ストレスと上手く付き合うためのヒントがある1冊」
最後までお読み頂き、ありがとうございます!
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