ストレスを溜めないための工夫が書かれている1冊
どうも、三日坊主飽男 (@myboomda)です。
この「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」は一度は読んでみたいと思っていた本です。
しかし、この本のことを知ったのは最近読んだ本の中に紹介されていたからです。
最初に知ったのが「新書3冊でできる「自分の考え」のつくり方」という本の中に書かれていました。でも本の本来の内容とは別に、印象に残った箇所がこのマグロ船で学んだに書かれていた内容でした。
詳しくは「読書_『新書3冊でできる「自分の考え」のつくり方』を読んで」をご覧ください。
そして、二度目に取り上げられていた本は「新書がベスト」でした。この中でも紹介されていたので、どんな本なのか?興味を持ち、一度は読んでみようと思いました。
内容は極度にストレスの溜まりやすい環境のマグロ船内で、いかにストレスを溜めないような工夫がされているか?具体例を挙げて紹介しているものです。
マグロ船に対する偏ったイメージが払拭される1冊
著者である齊藤正明氏が、本書でも書いているよう、「マグロ船」には偏ったイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
マグロ船に乗る前は不安で仕方がありませんでした。私はマグロ船という言葉に「過酷」、「借金のカタ」、「行くあてのなくなった人の仕事」、「事故の多い仕事」と、ネガティブなイメージしか思いつかなかったからです。
引用「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ(はじめに)より」
しかし、上司の命令により、マグロ船に乗船することになった著者は、乗船経験を通じて、物事の受け止め方ひとつ、考え方ひとつで、ストレスとうまく付き合い、自分を追い込まずにいられるのではないかと思うようになります。
書籍データと著者略歴
書籍データ
- 著者 齊藤正明
- 出版社 毎日コミュニケーションズ
- 発売日 2009年02月21日
- 新書 200ページ
齊藤 正明 著者略歴
大学卒業後、バイオ計企業の研究所に就職。上司から「マグロ船に乗ってこい」と指示を受け乗船。漁船という閉ざされた空間にあったコミュニケーション術や仕事観に感銘を受ける。
その後、職場の会議活性化のための研修を中心に行うネクストスタンダードを設立。かかわった会議は6300時間以上。
自由が丘産能短期大学でグループディスカッション対策講座も行う。
【著者ホームページ】http://www.nextstandard.jp/
目次
はじめに
第1章 海の男はストレス知らず
第2章 海と向き合えば自分がわかる
第3章 海の男は仕事を楽しく変える
第4章 マグロを釣るために必要な考え方、ものの見方
第5章 基本に忠実であれ!時に大胆かつ賢くふるまえ!
第6章 マグロ船で学んだ人を活かすコミュニケーション術
おわりに
引用:「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」(目次)より
要約・概要
上司の命令でマグロ船に乗ることになってしまった著者が、全長わずか20mの船、そこで9人もの男たちと40日以上も同じ船内で過ごす体験を通して学んだ「上手なストレスの受け止め方」やストレスをためないための「上手なコミュニケーションの仕方」を紹介している本です。
本書を読んで得られるメリットや印象的なこと
本書「会社人生で必要な知恵はすべてマグロ船で学んだ」を読んで学んだこと4つ
- 漁師が狭い船内での共同生活を円滑にするための工夫は自分の日常でも使える
- 感情をコントロールすることで、ストレスが軽減できる
- ストレスとの付き合い方は受け止め方や考え方次第
- 上手なコミュニケーションで円滑な人間関係を築く
この本は娘が就職する時にプレゼントしてあげたい1冊です。
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追記:17.08.15 スマートニュースに掲載されました
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