ジェフリー・アーチャーも本を読むことが夢中になれる作品が多い
三日坊主の私でも、読書はかなり継続してできていることの一つだ。
読んでいて楽しい本に出会うと、読むことに夢中になってしまい、三日坊主は返上して読み続けるくらいになってしまう。
そんな本が好きな私が以前、シドニー・シェルダンが好きだと話をしていたことがあり、ある人から「それなら、ジェフリー・アーチャーのケインとアベルを読んでごらん」と薦められたことがあった。
そして、何の躊躇もなく、「ケインとアベル」を購入して本を読み始めた。これも脱三日坊主となれるくらいハマってしまう本だった。
ジェフリー・アーチャーの作品も、読書を夢中にさせてくれた。以前「シドニーシェルダン」のことを当ブログでも書いたけど、どちらもいい作品が多い作家だ。
ジェフリー・アーチャー氏は、元イギリスの政治家でもある。政治家を辞める。理由は油田関係の幽霊会社へ投資して、全財産を失うような失敗をしてしまい、政界をさることになった。
しかし、その後執筆した「百万ドルをとり返せ」がヒットして謝金を返済した。そして再び政界へカムバックした経歴を持つ作家でもある。
運命の息子
この『運目の息子』はある意味ではよくあるストーリー設定とも言えるかもしれない。
病院で生まれたばかりの赤ちゃんの入れ替え・取り違いなどで、運命が代わってしまうようなお話。
しかし、ここからはジェフリー・アーチャー氏ならではのストーリー展開。氏の代表作とも言える「ケインとアベル」と比較しても、引けをとらないほどの内容。
読み進めるほど、途中で読むことをやめづらくなってしまう作品だ。
ケインとアベル
この本がジェフリー・アーチャー氏の書いた作品として最初に読んだ本だ。シドニーシェルダンを読んだ時も思ったが「世の中にはなんて面白い本を書く作家がいるのだろう!」と感心してしまった。
銀行一家の長男として生まれた男と、私生児として山奥で生まれた男。二人の男の人生をそれぞれの目線で物語は進み、やがて二人が出会うことになる。
それは単なる出会いとしてではなく、「復讐」というキーワードが絡み、それぞれの立場での考えを交え、読んでいる者に「このあとはどうなる。。。」っといったストーリーが気になって仕方ない作品だ。
100万ドルをとり返せ
ジェフリー・アーチャー氏のデビュー作。そして借金返済に大いに役立った本。
まるでご本人の体験談をもとにした実話ではないかと思わせるほどリアリティがある内容。ジェフリー・アーチャー氏自身も実際に架空の油田関係の会社への投資で失敗をしているので、自身の体験をもとにしているところは多いだろう!
しかし、詐欺にあった被害者4人が結束して、騙した相手からお金を奪い返そうとする話は読後に痛快な気分が味わえる。
何かと失敗続きだった人が、気分が少しでも晴れるような気分転換にオススメの1冊。
めざせダウニング街10番地
政治家経験のあるジェフリー・アーチャー氏だからこそ、こんなに面白く政治の舞台の話が書けたのではないかと思う。
ダウニング街10番地とは日本で言う首相官邸。イギリスでは首相官邸や政治を指す意味で使われている。また、番地から単に『No.10(テン)』と呼ばれてもいる。
この本は、ここダウニング街10番地を目指す同期3人の政治家のお話。政治の話はちょっと苦手と言う方でも、楽しく読める1冊。
チェルシーテラスへの道
貧乏人から成り上がるサクセスストーリー。ロンドンの下町で生まれた主人公が、手押し車から商売を始めて、高級住宅街で自分の店、デパートを持つことになる。夢をかなえるお話。
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