どうも、三日坊主飽男(みっかぼう ずあきお) (@myboomda)です。 Amazonプライム会員になって、月一回は映画を観るようにしていますが、久しぶりに観た映画「さまよう刃」が、娘を持つ父親として考えさせられる映画だったので、その内容と感想などを書いてみようと思います。あらすじを紹介しつつ、「娘を持つ父親」としての気持ちを書きとなるとネタバレになってしますので、「これから観るのが楽しみ」な方はあらかじめご了承ください。
映画【さまよう刃】作者と主演
原作は人気作家「東野圭吾」さんの長編小説「さまよう刃(やいば)」です。好きな作家のひとりであり、福山雅治さん主演の「ガリレオ」シリーズや阿部寛さん主演の「新参者」シリーズなどヒット映画も数多くあります。
そして、主演は「寺尾聰」さん。50代の私には「大都会」など石原プロの刑事ドラマに出ていたり、ヒット曲「ルビーの指輪」の印象が強くある俳優さんです。
寺尾聰さんが主演した映画では「博士の愛した数式」の演技が印象に残っています。
【さまよう刃】キャスト・映画データ
キャスト
- 寺尾聰(長峰重樹)
- 竹野内豊(織部孝史)
- 伊東四郎(真野信一)
- 長谷川初範(島田)
- 木下ほうか(伊藤)
- 池内万作
- 岡田亮輔(菅野カイジ)
- 佐藤貴広(中井誠)
- 黒田耕平(伴埼アツヤ)
- 酒井美紀(木島和佳子)
- 山谷初男(木島隆明)
映画データ
監督:益子昌一
原作:東野圭吾
脚本:益子昌一
音楽:川井憲次
配給:東映
制作年:2009年
映画【さまよう刃】あらすじ
父娘の二人暮らし。ある日突然大切な一人娘が残虐な殺され方をしてしまう。失意の中、父親の長峰重樹は謎の密告電話により、犯人を知り、そして娘が凌辱されて殺されたことを知ることになる。
「法律では未成年者に極刑は望めない」
復讐では何も解決しないことを知りながらも、父親は犯人を追う!
最愛の娘を殺され、犯人への復讐と現行の少年法に憤りを持つ父親を寺尾聰さんが寡黙に演じている映画です。
少年法と被害者遺族の想い
「最愛の人を奪われた」あなたは復讐しますか?
妻に先立たれ、父親が一人娘を大切に育てていて、それがある日突然、残虐な殺され方で娘を失うことになってしまったら。。。あなたならどうしますか?
しかも、犯人が未成年のため「少年法」のもと「更生」という名のもとに「死刑」を免れていたら。。。遺族の感情は収まらないでしょう。
もし、「自分の娘が殺されたら。。。」
考えたこともないけど、娘に限らず、自分の子供が犯罪に巻き込まれ、被害者になってしまうことは、親としてとても悲しいことです。
理性では「復讐はいけにこと」「法律は守らなければ」なんて誰でもわかることです。
しかし、大切な子供をなくすことは、やはりその立場になってみないとわからないことでしょう!
TVニュースや新聞などで、子供が事件に巻き込まれることが報道されますが、親として他人事とは思えないことと改めて考えることになった映画でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございます!
次回更新時にまたお越しください。